今回は、パニック障害になってから飲んだ漢方薬について書いてみたいと思います。
抗不安薬なども飲んだ経験はありますが、今回は漢方薬についてのみです。
半夏厚朴湯は2回書いていますが、処方された時系列順に書いていて
一度目は副作用のような症状が出ていて飲めずに半年後に処方されたという経緯です。
(1)ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒(医療用)
こちらは「パニック障害」と診断される前(心療内科に行く前)に
内科で処方された物です。
これを処方された時は、激やせという言葉が似合うぐらいに痩せていて
神経系の疾患を治すというよりも体力も戻すという意味で処方されたのではないかと思います。
(2)ツムラ半夏厚朴湯(医療用)
心療内科で最初に処方された漢方です。
漢方薬は、副作用が少ないとされていますが
自律神経が一番乱れていたこともあり、この薬を飲むと胃痛を感じていたので
すぐに飲むのを止めてしまいました。
自律神経が乱れていると、その影響で漢方でさえ合わないと感じることがあると思います。
(3)ツムラ紫朴湯エキス顆粒(医療用)
これも、心療内科で処方されたもので
抗うつ剤の副作用を改善するために処方されました。
最初に半夏厚朴湯が合わないということがわかっていたので
この漢方薬を処方されましたが、重大な副作用に「間質性肺炎」があり
この時は、抗うつ剤の副作用で「息苦しさ」を感じていたために
これ以上息苦しい疾患になるのは嫌だとの思いから、飲むのを止めました。
上記のような理由から「ツムラ紫朴湯エキス顆粒」をやめたので
こちらを処方されましたが、こちらも調べてみると間質性肺炎を起こした症例が
あることがわかったので、怖くてやめてしまいました。
(5)ツムラ半夏厚朴湯(医療用)
これまでに色々漢方を検討してきましたが
結局この漢方しかないということになったのですが
(1)で説明したように副作用の症状が出ていたのですが
もう一度飲んでみようと思い試しました。
この時は、自律神経もかなり落ち着いた状態になっていたのか
副作用のような症状は出ずに現在に至るというわけです。
漢方薬は、ドラッグストアでも買えますが
処方箋薬のほうが満量処方といって
承認基準の最大量を配合されいるので、全く同じ物というわけではありません。