タイトルを読んでパニック障害になって苦しんでいるのに
まだがんばれって言うの?と思われたかもしれないですが
そうなんです。
ただ「がんばって仕事をしろ、休むな」ということではありません。
「がんばる」というのは、治すために色々考えないといけない。ということです。
パニック障害は、他の病気のようにほっといても治らないという
めんどくさいところがあります。
(↑これは個人的感想ですが、本当にそう思っています)
「病院に行き、薬を飲むと治る」と思いがちですが
これが落とし穴で、意外とこれだけでは治らないのがパニック障害です。
きつい言い方になりますが、薬を飲むと精神をいじってしまうのと同じことがおきます。
つまり「骨折した足で、毎日歩きながら治そう」と言ってるようなものなんです。
かといって、じゃあ完全に休んでいれば治るんでしょ?となるかもしれないですが
今度はそれだけじゃ治らないんです。
車がある程度動いていないとバッテリーがあがってしまうような状態になってしまうんです。
じゃあどうすればいいの?となりますよね?
必要なことは
1、まずは休息。ずっと休めと言う意味ではありません。
私のように体が動かないほどおかしくなってしまう状態になることもあるので、体が動かせるようになるまでは、休息は必要です。
2:体が動くまで回復したら、ここから心地よいことを積み重ねて
それを体に刷り込んでいって、体を元の状態に戻していけばいいのです。
「めんどくさい、がんばらないといけない」というのは、この2番に関してなんです。
何が心地よいのだろう?と自分で探さないといけないからなんです。
「本を読むのが心地よい」としても、立って読むのか、座って読むのか
寝て読むのか、電車の中なのか、台所で読むのか・・・
本を読むということだけでも、これだけ色々パターンが出てきてしまうので
その中から、自分が本当に心地良いと感じるものを探さないといけないのです。
少し大変ですが、私がお勧めする考え方は
「3日坊主を繰り返す気持ち」です。
どれが自分で合っているのか、すぐに見るからなくても
すぐに効果が出なくても、3日坊主を何度も何度も繰り返すぐらいの気持ちでやっていけばいいのです。
そうしているうちに「あれ、動悸しなくなったな」
「途中で起きなくなった」という日がやってきます。
「なんとかしなきゃ、なんとかしなきゃ」とはならなくても大丈夫です。
私が治ったのだから、あなたも治ります。なんて勝手のいいことは言いません。
でも、治療の一環で一度試してみてください。
少しでもこの考え方が参考になれば幸いです。
vaccine-panicdisorder.hatenablog.jp
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