私がパニック障害になった初期の頃は
わけもわからず抗不安薬を使っていました。
わけもわからずというのは、逆流性食道で抗不安薬を処方されていたために
試しに飲んでみたら手の震えが止まり、少しだけ気分が良くなったので
それを服用していました。パニック障害と診断される前の話です。
私が飲んでいた抗不安薬は、リーゼと言う薬で
一番弱く、作用時間も3時間程度の抗不安薬です。
なので、3時間が過ぎると「待ってました」とばかりに
心拍数が上がり、大変しんどい思いをしました。
これからわかるように、抗不安薬は火山に一定時間だけ
蓋をするのと同じで、噴火そのものを鎮めるものではないということです。
逆に無理やり蓋をして抑え込んでいるので
薬の効果が切れた時の爆発力は凄いものなんじゃないかと経験上感じています。