このブログで、何度か書いたことがあるのですが
私はパニック障害と診断される前からリーゼ錠という抗不安薬を飲んでいました。
それは非びらん性の逆流性食道炎に対して処方されていたもので
PPI(胃酸を抑える薬)の他に、体が知覚過敏のような状態で
症状が出ているかもしれないということで抗不安薬を処方されていました。
頓服での処方だったので、ほぼ飲んでいなくて
月に1,2度ぐらい飲むか飲まないかという頻度で飲んでいました。
パニック障害を発症してからの約1カ月は、内科にしか言っていなかったので
この発作がパニック障害だとわからず「なんだこれ、なんだこれ」と思いながら
生活をしていて、2021年の12月初旬にとうとう最大の発作が出てしまい
手の震えが止まらなくなってしまいました。
この時は「リーゼを飲めばもしかしたら手の震えが止まるかもしれない」という
推測の元、飲んでみると手の震えがぴたっと止まったので
「これで仕事をするしかない」と腹をくくって仕事をしていました。
(厳密に言うと、手が震える少し前から、寝れない状態だったので
リーゼの服用は開始しています)
何度も言いますが、この時点では精神疾患だとは思っていないので
精神科、心療内科へ行くことは頭になく、内科で「異常なし」と言われていたので
その状態のまま生活をしていました。
リーゼ錠は、抗不安薬の中でも一番軽い部類に入るので
効果や、効いている時間も短いのですが
睡眠導入剤のような効果があるので、朝、昼、晩と飲んでいると一日中眠いわけです。
よく「抗不安薬や抗うつ剤を飲みながら仕事している」という話を聞きますが
私の経験からすると、信じられない思いでいっぱいです。
私は、毎日毎日徹夜明けのような状態で仕事をしていて
本当にフラフラでした。
会社のトイレに入り、便座を閉じた状態の便器の上に座り
「寝るな寝るな」と思いながら仕事をしていた記憶があるので、本当に辛かったです。
2021年12月の一ヶ月間だけでしたが、よくあの状態で過ごせたなと思います。
(年明けから仕事に行けなくなってしまったので)
月に1度ぐらい飲んでいますが、何度も飲もうとは思いません。
(月に1度飲んだからといって、効果はでないんでしょうけどね)