お医者さんや、薬剤師さんは、病気や薬に関しては凄い知識を持っていますが
それらに関することなら、なんでかんでも知っているという人は
多くいないのかもしれません。
母親に関連した出来事で、こんな事がありました。
今から数十年ほど前に母親が脳梗塞になり半身不随ととなってしまい
施設で生活することになりました。
母親は、脳梗塞以外にも心臓病やその他の病気も持っていたので
たくさんの薬を飲んでいました。
介護施設というところは、何年も同じ施設にいることができないので
(全部がそのルールかは知りません)
母親も例に漏れず新しい施設へ変わることになったのですが
新しい施設へ引っ越しをして、少しくつろいでいるときに
常駐していらしゃるお医者さんから
突然「なんでこんな薬を飲んでいるんだ!これは抗がん剤だぞ」とお𠮟りのような連絡がきたのです。
それがタイトルにもある「メトトレキサート」というお薬なのですが
私も母が飲んでいる薬を全て把握していなくて
「え?え?」となるばかりで、その場ではしっかりお答えすることができませんでした。
その場で見せられたピルブックには(薬の辞典みたいなものです)
確かに抗がん剤のような説明が書いてあり
「なんでこんなものを飲んでいたんだろ」と私も訳がわからないまま
いったん帰宅しました。
自宅にもピルブックがあるので、開いて確かめてみると同じように
その記述がありました。
ところが・・・・次のページにも「メトトレキサート」の項目があり
「リュウマチの薬」ということが書かれてあったんです。
母がリュウマチをもっていることは知っていましたし
「リュウマトレックス」という名前のお薬を飲んでいることも知っていました。
それを読んだ瞬間「この薬を止められては困る」と思い
すぐに施設に電話を入れて誤解?が解けたのですが
お医者さんも薬剤師も、それを知らないんだな~とつくづく思ったものです。
自分も仕事上で100%の知識を持っているわけではないので
大きなことは言えませんが、お医者さんや薬剤師さんのことを
100%信用するのではなく、自分でしっかり知識をつけないといけないなと
思った瞬間でした。
このブログを読んでいただいている方の大半は
自分の病気に対して、深くなくてもいいので色々勉強してみるといいと思います。
で、自分なりの治し方みたいなものを確立してください。
そうすると「もし再発したとしても、こうすれば大丈夫」という安心感が生まれて
「再発自体起こらないような思考」ができあがってくると思います。
難しいことをするのではなくて、簡単なことでいいので
色々試してみてくださいね。
とにかく私のように「パニック障害の症状+抗うつ剤の副作用」で
死ぬような思いをする人が増えて欲しくないです。
私の場合、特殊なパニック障害だと言われたので
一般的なパニック障害と少し違うのかもしれませんが
そういう方が増えて欲しくないです。
なんかとか、ほんとになんとかみなさんの症状が良くなってくれることを祈っています。