鬱病に代表されるような精神疾患は、かなり一般的なってきていますが
以前は怠け病と言われていた時代があります。
この精神疾患という病気は、本当に厄介な病気だと思います。
色々な症状がでますが、幻聴や幻覚と言ったあきらかな症状が出ている時以外は
健康な人と変わりないと認識されやすいです。(病院でも)
例えば、高所恐怖症の人が高いところに行った場合「怖い」という感情を持つと思います。
片や、家にいて椅子に座っているだけなのに、これと同じ不安を感じる人もいます。
「不安は人間が持つ一般的な現象」という意味では、病気ではない。
と認識されてしまうのです。
私もそうだったので、気持ちはよくわかります。
何もないのに「不安になるのはおかしい」と言ってもわかってもらえません。
「人前で話をするときに手が震えてしまう人」
「高いところが怖い人」と同じ扱いをされてしまうのです。
「この2例は病気じゃないですよね」と思われてしまうのです。
こうなってしまった時に「治療しないと」となって病院に行くのですが
行ったら行ったで、別の問題が出てきます。
<精神疾患は、薬で治療していいのか?>
「精神疾患」全てにおいて薬で治療して本当にいいのだろうか?
と思うことが度々あります。
私自身も「パニック障害」と診断はされましたが
「抗うつ剤を飲まなければよかった」と思っています。
実際、飲んでみて副作用がひどくて出てしまって
心肺機能がおかしくなっていたので
「自分の命が年内もたないな(2022年内)」と感じていました。
こんな状態になってしまう物を本当飲んでいいのでしょうか?
本当に難しい話です。
(幻聴や幻覚といった明らかな症状が出ている場合を除いて)
最近、精神疾患を車に例えると、急こう配を登るような感じなんだと思っています。
車(=体)は、全く問題ない状態なのに、坂を登ることができない。
この状態で、車屋さんに車を持っていって「車が動かないんです」と訴えると
車屋さんは診てくれると思いますが、たぶん「問題ないですね」と言われると思います。
車屋さんから「じゃあ、馬力の出るガソリン入れておきますね」となって
いざ走らせてみると、とんでもない馬力で走ってしまう。
車側からすると「走れる状態なのに、そんなガソリンいらないよ」
となっている状態が薬を飲んだ状態なんだと思います。
だから、薬を飲めば飲むほど逆に体が悪くなってしまう人も続出するのではないかと
考えています。
精神疾患にかかった場合、その病気の度合いが数値として出てこないことが
本当に怖いことですよね。
病気であることは、間違いないのだと思いますが
それを病気として治療していいものかどうかの判断がつきにくいですよね。
よく、鬱病にはセロトニンという物質が関わっていることが知られていますが
セロトニンが減った状態でも、逆に増えた状態でも体にはよくないです。
でも、これを目で確認する方法(数値等で)ってないんですよね。
だから、もし抗うつ剤での治療を、これから進めていこうとしている方は
体の状態をよ~く観察して「なにかおかしい」と思ったら
必ず医師に確認してください。
それでも医師は「副作用は出るものなので我慢して」というかもしれません。
それは間違っていないと思います。
でも「それでもおかしい」時は、自分でしっかり考えて判断することが大事です。
医師は絶対ではありません。
精神でやられて正常な判断が出来ない状態だと思いますが
全てをお任せするのではなく、しっかり自分で考えることもしてみてください。
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でも、こうやって「自分で考えなきゃ」となっていることが
精神の悪影響なのかもしれませんね・・・(汗)